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はびきの中央霊園 樹木葬2期「追憶の森 望(ぼう)」

2016年4月に竣工したはびきの中央霊園 樹木葬「追憶の森」に続く、2期樹木葬エリアの計画である。

 
本計画では、1期で提案した「庭園型の樹木葬墓地」と「樹木との関係を自身で決める選択性の高い墓石のしつらえ」のコンセプトを踏襲した上で、計画地の場所性を読み解き再編集した。
2期計画地は周囲を従来型普通墓地に囲まれ、まちの眺望へ向かう細長い敷地形状と長手方向に約4mの高低差がある傾斜が特徴的であった。そこで緑に囲まれ、空とまちを眺めながら故人と共に過ごす場所として、レベル差を生かしたカスケード庭園型の樹木葬墓地を提案した。

 

4つの基壇に分かれ、カスケード状に展開される各エリアは、すべてのレベルから樹木を通してまちを望むことができる。
隣接する従来型普通墓地の通路を延長するように軸線を通しているため、普通墓地の参拝者も何気なく公園を散歩するように樹木葬の森の中を回遊することができる。また、来訪者が休憩できるベンチを墓石と一体で点在させることで、故人と共に景色を眺めたり、四季を愛でたり、思い出を語らう憩いの場を設けている。

 

このような樹木葬エリアが今後も霊園内で展開されていくことで、霊園がお墓参りのために行く特別な場所ではなく、日常的に故人に会いにいくことができる公園のような空間になることを願う。

名称
はびきの中央霊園 樹木葬2期「追憶の森 望(ぼう)」
所在地
大阪府羽曳野市
規模
約720m2
竣工
2025年6月
主要用途
霊園
デザイナー
長濵伸貴、山田匡、的場愛美、水野雄大
受賞

PROJECT