ブランチ大津京 近江神宮外苑公園

- 名称
- ブランチ大津京 近江神宮外苑公園
- 所在地
- 滋賀県大津市
- 規模
- 敷地面積 6.47ha
そのうち公園面積 1.5ha - 竣工
- 2019年11月
- 主要用途
- 商業施設、都市公園
- デザイナー
- 忽那裕樹、山田匡、中谷丞(元所員)、的場愛美
- 受賞
- 第39回ディスプレイ産業大賞(経済産業大臣賞)
滋賀県大津市にある近江神宮外苑公園内に設置されていた大津びわこ競輪場跡地をPFI事業により、市民の新たな賑わいの場所として整備した。公園と商業施設を民間事業者が一体的に整備し、公園の竣工後、大津市に移管した。
公園の中を散策するように回遊する商業施設を目指し、屋外空間に3つのコンセプトを掲げた。
Experience Plaza -コトを楽しむオープンスペース-
Wellness Park -緑を感じながら体を動かすスポーツ拠点-
Lifestyle Plaza -新しい大津の楽しみ方を届けるライフスタイル&アウトドア-
店舗からの賑わいがにじみ出す「屋外ルーム」と緑豊かな「パティオ」を連続して展開することで、歩く人を楽しませる仕掛けづくりを行った。約7,800㎡の広大な芝生広場に対し、緩やかなマウンドや四季折々に表情を変える樹木の名所をつくることにより人々の居場所を創出している。
ショッピングの合間に子供が遊び、親が見守ることができる「まんまる広場」
芝生広場を観客席としたイベントステージになる「さんかく広場」
アウトドアエリアのシンボルとしての池と噴水の「びわっこ広場」
健康的な活動を誘発するストリートファニチャーやサッカーコートを備えた「ブランチパーク」
それぞれの屋外空間は親しみを込めた愛称が付けられ人々の活動の場となっている。